ホワイトニング後の食事はどうしたらいい?食事の不安を解決
これから審美歯科などに行ってホワイトニングを受けようと思っている人にとっては、施術の前にはたくさんの不安があると思います。どんな施術をするの?どんな雰囲気なの?でも1番に気になるのは、食事のことではないでしょうか?
ホワイトニングは歯を漂白する施術が行われます。食事を行う際はどうしても歯を使いますので、どうしても影響が出てきますよね。
そこでこの記事ではホワイトニングと、それに伴う問題に着目し記事を書いていこうと思います。
ホワイトニングに食べものや飲み物の制限は本当にあるの?食べてもいいものとは?具体的にご紹介していくのでぜひ最後までご覧ください。
ホワイトニング後は実は制限がない!
実はホワイトニング期間が終わってからこれを食べては絶対に駄目!といった制限は通常はありません。ではどうして食べてはいけないようなイメージが蔓延しているんでしょうか?
それは歯の状態に起因しています。ホワイトニングが終わったあとの歯は着色汚れが取れにくい状態になっています。
そのため、着色料を多く使っている食品や色が濃い目の食品を食べると、色素が沈着してきれいな歯が汚れてしまう可能性があるんです。また、喫煙も黄ばんでしまう原因なのでホワイトニングには良くありません。
ホワイトニングが終了してからおおむね約24時間~48時間ほど時間を置けば歯の表面が再生して安定してくるので、その間は特に気を付けてほしいのです。
どうしても食べなくてはいけない状況の場合は前歯をあまり使わないようにするか、食後すぐにうがいをしたり、できれば歯を磨くことで汚れを落として軽減できます。
もちろん、直後に着色しやすい食品を食べたからといって、口腔の中が元の状態に戻るわけではないので極端に捉える必要はありません。食べものの制限はなしと考えても大丈夫です。
ホワイトニング後のおすすめ食事メニュー
でもせっかくホワイトニングをしたから、少しでも汚したくない!キレイな状態を長持ちさせたい!という人は食べものに気を付けることによって、白さをより持続させることが出来ます。歯に対する着色汚れが起きにくい料理の一例をご紹介しますね。
カルボナーラ
カルボナーラはチーズや卵など、色が薄い食品で成り立っているので着色汚れが付きにくいです。パスタ自体は小麦で出来ていて、着色料が入っていないので歯に優しい食品といえます。
うどん
うどんは小麦から出来ているので、余計な着色料を使っておらず歯の負担になりにくい食品です。ただしめんつゆなど、色が濃い目の調味料を入れるとあまりよくないので、少なめに使ったり調味料を見直すことが必要です。
パン類
うどんと同じような理由でパン類も問題ありません。こちらも基本的には着色量などが入っている事が少ないので色が付きにくく、安心して食べることが出来るでしょう。でもパンに含まれる具材(フルーツなど)によってはリスクがあります。
白身魚のホイル焼き
白身魚は身が白いので、歯に着色汚れが付く可能性が低くなります。なるべく味付けを薄くすることで、さらにケアの安全が高まりますよ。ホイル焼きにすると少ない調味料でも、おいしく出来上がるでしょう。
白菜のだし煮
シンプルですが、調味料をあまり使用しなくてもおいしく仕上がります。自分で作る際はなるべく調味料を使わないようにすると着色汚れのリスクを下げることが出来るので何を使うか選び、できるだけシンプルな味付けを心がけましょう。
基本的に醤油やソースを使ったものではなく塩ベースの料理が良いでしょう。
このようにホワイトニングが終了しても影響を及ぼしにくい予防に適した料理もあるので、積極的に取り入れることで栄養バランスを崩さずに済みます。ぜひお試しください。
ホワイトニングのあとに避けるべき食べ物
食品には特に着色汚れを起こしやすい食品があります。ホワイトニングの期間が過ぎても影響を受けないために、出来るだけこれらの食品は控え、口にしない方が良いでしょう。
紅茶や赤ワインなど、ポリフェノールを含んだ飲みもの
紅茶や赤ワインの成分にはポリフェノールが含まれています。一般的にポリフェノールは歯に着色しやすく、黄ばみの強い原因となる作用があるので、出来るだけ避けるのが汚れを防ぐには大切です。他にもココアやコーヒー、カレーの様に着色汚れを起こしやすいものがあります。
それを考慮すると、麦茶やウーロン茶のお茶の類もいいとは言えないので、水はもちろんですが牛乳やスポーツドリンクなどが良いでしょう。
キムチやトマトなど、酸性を含んだ食品
酸性の食べ物、飲み物を繰り返し取ると、歯の表面部分が溶け着色汚れが付きやすい状態になることがあります。手間がかかるかもしれないですが出来るだけ酸性の食品は避けると、予防にもなり効果が長く続くでしょう。
酸性のものは柑橘系の果物や炭酸飲料、お酢、マヨネーズ等があります。
それ以外にもチョコレート、ブドウ、ケチャップも色が付きやすいので避けましょう。
実際にポリフェノールや酸性を含まない食品を意識的にしっかりと取ることで、持ちがよくなり歯を丈夫にすることにもつながります。普段から気を付けて工夫してみましょう。
ホワイトニングのあとは食事に気をつける
以上、ホワイトニング時の食べもの、飲みものをいくつか紹介しました。
特に制限はないですがこれを避けたほうがいい、これを食べるようにしたほうがいいという物が存在します。
これらの存在と特徴を知り、習慣にすることで効果を長持ちさせることが可能です。
気になる方は事前に歯科医師に直接相談してみるのも良いと思います。
完全に汚れが付かないような食生活にするのは意外と難しいですが、ぜひあなたの食生活に、記事でご紹介したメニューを参考に試しに取り入れてみてくださいね。
- 食事のとり方について知る
- 飲食物の知識を深める
- 酸性を含むものなど食べないほうがいい食品を知り、取り入れないようにする
- 飲み会等どうしても避けられない場合は、歯磨きやうがいをして汚れを落とす最低限の対処をする
最後までお読みいただきありがとうございました。