重曹ホワイトニングの失敗例は?正しい方法や注意点を確認しよう!
低価格ですぐ始められる重曹ホワイトニングが人気を集めていますが・・
実は失敗している方もたくさんいます!
そこで今回は重曹ホワイトニングの失敗例や、正しい方法を書いていきます!
気になっていた方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
重曹でホワイトニングをしてみたけど・・・失敗例は?
重曹は低価格でコスパもよく、手軽に始められるホワイトニング方法ですが、実は失敗している方もたくさんいます!
まずはその失敗例を見ていきましょう。
①黄ばみが進行する
重曹ホワイトニングをすると、白くなるどころか歯がどんどん黄ばんでしまったというトラブルは多いです。
これは重曹の効果に含まれる「研磨力」が関わっています。
この研磨力については次で詳しく書きますね!
②知覚過敏
重曹ホワイトニングをしていたら、知覚過敏で痛い!という失敗例も多くあります。
これも黄ばみの進行と同じように、重曹のもつ研磨力が原因にあります。
③歯石がたまる
重曹を使い始めたら歯石が増えた気がする・・と思っているあなた!それは気のせいではありません!
重曹はもともとアルカリ性で、歯の汚れ(酸性)とくっつくことで、中性になり汚れを落とすことができます。
しかし、歯の汚れ以外は、酸性なものがないため、口の中がアルカリ性に傾くことがわかっています。
口の中がアルカリ性に傾くと、歯に歯石がたまりやすくなります。
この歯石は害はありませんが、この歯石に歯周病や虫歯の原因となる細菌が繁殖しやすくなってしまうんですよ!
④口内トラブルが増えた
重曹には、油を分解したり、たんぱく質を分解する効果があります。
この効果を「加水分解作用」というのですが、この作用があるため掃除にも多く使われています。
この加水分解作用は、口の中の粘膜へ強い刺激となり、歯肉炎や口内炎といったトラブルの原因にもなるんですよ!
重曹を使ったら歯茎が腫れた、口内炎が増えた等のトラブルが起こることもあります。
重曹ホワイトニングで失敗してしまう主な3つの原因は?
では重曹ホワイトニングでどうして失敗してしまうのか、その主な原因を3つ挙げてみたのでぜひ参考にしてくださいね。
①重曹のもつ研磨力
重曹には、高い研磨力があります。
このため、強く磨きすぎると歯の表面のエナメル質を傷つけてしまい、黄ばみをひどくさせたり、知覚過敏の痛みを引き起こす原因となります。
一度傷ついたりすり減ったエナメル質はもとに戻すことができません!
またエナメル質がはがれると、中にある象牙質が透けてきて黄ばんでいるように見えてしまうんです。
失敗例のほとんどはこの高い研磨力によるものなので、注意が必要です。
②使用頻度
重曹歯磨きは週1回~2回程度の使用が望ましいといわれています。
何回も行ってもすぐに歯が白くなるわけではありません。
何回も使用すると、高い研磨力によって歯のエナメル質が傷ついてしまいます!
使用頻度は必ず守りましょう。
③強く磨きすぎる
重曹ホワイトニングで多くの方が強く磨いて、さらに黄ばみや知覚過敏が起こってしまうという失敗がかなり多いです。
重曹にはもともと高い研磨力があると書きましたが、さらに強い力で歯を磨くと歯の恵那エル質が傷ついてしまいます。
歯のエナメル質は一度傷つくともとには戻りません!
強く磨くことで汚れを1回で落とすことは出来ません。
優しく歯に充てる程度の力で磨くことが大切ですよ!
重曹でホワイトニングをしたいなら、正しい方法で!
重曹は口の中にいれても安全だし、試したい!という方はぜひ正しい方法で実践してください!
ここでは、重曹歯磨きとうがいの正しい方法を書いておきます。
重曹歯磨き
- 重曹歯磨き粉を作る
- 歯につけてなじませる
- 歯ブラシで丁寧にブラッシングする
- 口をゆすぐ
以上が正しい方法になります。
重曹歯磨き粉は、重曹と水を1:1の割合で混ぜてペースト状にします。
馴染ませた後のブラッシングは、丁寧に優しく磨いてくださいね!
重曹ペーストだけでは、しょっぱい!味が不快と言う方は、水ではなくハッカ油やグリセリンで混ぜるとしょっぱさが改善されますよ。
重曹うがい
- 水500mlの対し3グラムの重曹をいれて溶かす
- 歯磨きの後や飲食後にうがいをする
以上が重曹うがいになります。
この水は精製水を使うとより体に安全に使用することができ、冷蔵庫で一週間程保存が可能になります。
口臭予防にも効果があるんですよ!
重曹歯磨きだと、エナメル質を傷つけて怖い!という方はこの重曹うがいでも効果はあるので、こちらを使用するといいですよ!
正しく使えば重曹ホワイトニングにはこんな効果がある
少し怖いことも書いていきましたが、正しく使えばなにも怖くありません。
重曹にはもちろんいい効果もあるんですよ。
①歯周病を予防する
重曹はアルカリ性なので、殺菌作用があるといわれています。
しかし、一度なってしまった歯周病を治療することは出来ないので注意が必要です。
昼食後歯を磨く時間がない!という方は、重曹うがいをするだけで、予防することができるので試す価値ありです。
②口臭を予防する
口臭は男女共通の悩みですよね!
重曹うがいをすることで、舌についた汚れを重曹が中和して一時的に臭いを抑えるということができます。
残念ながら歯周病や虫歯が原因の場合、この方法では口臭は改善されないので、そのような場合は歯科医院でしっかり治療することが大切です。
③虫歯を予防する
食後、口の中は酸性になっていますが重曹(特にうがい)をすることにより、重曹はアルカリ性なので口の中を中和することができます。
口の中が中和されることで、再石灰化が促進され虫歯予防になります。
以上がホワイトニング以外の重曹による効果になります!
正しく使えば安心、安全にさらに口の中にいい効果がありますよ♡
重曹でホワイトニングするときの4つ注意点は?
では最後に重曹でホワイトニングをするときの注意点を書いておきます。
①重曹は食用のものを選ぶ
まず重曹は必ず「食用」のものを選びましょう!
掃除用のものは、添加物が入っている可能性があり歯や歯茎、さらに人体に悪影響となります。
薬用のものでも使用可能ですが、薬用になると価格が高いので、食用を使うのがおすすめです。
②歯ブラシは毛先が柔らかいものを使用する
上でも書きましたが、重曹の研磨力は非常に強いです!
そのため、毛の柔らかい歯ブラシを使用し、優しく磨けばエナメル質を傷つける心配もありません!
重曹歯磨き専用の柔らかい歯ブラシを準備することをおすすめします。
③強くこすらない
何回も書いていますが、重曹には高い研磨力があります!
強くこすっても汚れは1回で落ちることはありません。
せっかく歯をきれいにするために頑張っているのに、余計に知覚過敏や黄ばみを進行させては元も子もありませんよね。
強くこするのは厳禁です!
また使用頻度も週1回~2回がいいといわれているので、この使用頻度を守ることも大切ですよ!
④塩分制限している方は控える
重曹はナトリウムから構成されています。
ナトリウムとは塩のことなので、塩分制限を受けている方は重曹歯磨きやうがいは念のため控えたほうがいいでしょう。
もし間違って飲んでしまった場合、塩分過多となり体にも悪影響となります。
私の主人は高血圧で薬も飲んでいるので、この方法は勧められないなと思いました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は重曹ホワイトニングの失敗例や正しい方法、注意点を書いてきました。
最後にまとめを書いておきます。
- 重曹には強い研磨力があるため、間違った方法でホワイトニングを行うと黄ばみや知覚過敏を進行させる
- 正しい方法、使用頻度を守れば安心して使える
- 重曹ホワイトニングには、歯の汚れの除去だけでなく、口臭予防や虫歯予防にもなる
- 塩分制限を受けている方は重曹ホワイトニングを控える
以上4つが今回のまとめとなります。
重曹は安全だけど、使用方法を間違えると危険なものになります!
ぜひこの記事を読んで正しい方法で、安全に重曹ホワイトニングを試してみてくださいね!