審美歯科 | 医療法人社団清慈会 小石川歯科クリニック
かかりつけ歯科医
皆さん、かかりつけ歯科医院がございますか?
先日インターネットを閲覧していましたら、下のリンクのような記事をみつけました。
半数以上が感じる「口の中の異常」、8割以上は治療せず -- 日本歯科医師会調べ
2011年10月24日(月)11時0分配信 japan.internet.com
ビジネスパーソンにとって、「資本」ともいえる身体の健康管理は欠かせないものだ。毎年、病院などで健康診断・人間ドックを受け、検査結果の数字を見ては健康維持の重要性を再認識する。がん健診や婦人病検査なども年齢を重ねると重要になってくる。
このように、健康管理のためには定期的に病院などで検査を受けることが最も重要だ。職場や事業所における歯科の健康診断・保健指導の充実は図られつつあるものの、健康診断や人間ドックでは検査できない項目がある。それが「歯の健康」だ。
子どもの頃、『大切なテストの前にむし歯が痛くなって集中できなかった』そんな経験はないだろうか。歯の健康維持は、仕事や勉強への集中力や食品からの摂取栄養と密接に関係しており、内蔵系や血液系の健康診断と並んで「歯の健康診断」は健康な生活のためには重要なものだ。しかし、実際には特に若い人の間で「歯の健康診断」を受ける人が少ない傾向にあるようだ。
日本歯科医師会が7月前半に全国20代から70代までの男女14,000人を対象に実施し、9月に調査結果を発表したレポート「歯科医療に関する一般生活者意識調査」では、生活者の「歯の健康」実態と歯科医療の活用状況が報告されている。
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口の中の違和感、ほったらかしにしていませんか?
回答者14,000人のうち、半数以上となる55.0%が「歯や口腔に異常を感じている」と回答している一方、異常を感じても現在治療を受けている人は2割にも満たない16.2%と低い結果となった。「異常を感じても治療をしていない」「治療を始めたが中断している」「過去治療を行ったが、現在は治療していない」を合わせて、8割近くが口の中の異常を「ほったらかし」にしている実態が明らかとなった。
治療を中断、または治療をしていない理由としては、「悪いところがないから」(40.2%)、「痛みを感じるなど、ひどい状況ではないから」(22.6%)、「治療を受ける必要がないから」(15.8%)などが挙がっており、自己判断によって治療を受けないケースが多いようだ。
歯科を受診するきっかけを聞いた質問でも、「痛み・はれ・出血があったから」(45.8%)、「過去の治療箇所に不具合が生じたから」(30.3%)などが上位に挙がっており、歯科を受診するサインとして「痛み」を挙げる傾向にあるようだ。「痛い」「我慢できない」等の症状が表れて、ようやく受診するという行動がうかがえる。
一方、年齢が高くなるほど、歯石除去やクリーニング、歯・口内チェックなど歯の健康チェックや病気予防のために歯科を受診する人が増えており、違和感を感じる前や違和感が痛みやはれ・出血など具体的な症状になる前に歯科での健康チェックを受けることが重要であろう。
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「かかりつけの歯医者さん」、20代、30代で少ない傾向に
例えば、風邪を引いたとき、病気に罹ったとき、過去に大きな怪我や病気をした場合などは、気軽に相談できる医者=かかりつけ医を頼りにすることがあると思うが、「かかりつけの歯科医」を持つ人はどれくらいいるのだろうか。
回答者14,000名のうち、「かかりつけの歯科医がいる」と回答した割合は64.5%となった。この数字を見る限りでは少ないとは感じないが、年代別に見てみると年代により大きな違いがあることがわかる。
「かかりつけの歯科医がいる」と回答した人は年齢が高いほど比例して割合も高い傾向にあり、男性70代は88.1%、女性70代は86.7%と高い割合でかかりつけの歯科医がいることがわかる。一方で、60代から若年齢になるほどその数字は低くなる傾向にあり、男性20代では36.2%、健康を意識し始める男性30代でも44.9%と半数を大きく下回る結果となった。働き盛りで一番身体に気をつけなければならない20代、30代男性が歯の健康維持に関して具体的な行動をしている人の割合が他の年代と比較して低い可能性が高いと言える。
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「歯の健康」に対する意識・関心は高いが、知識・理解は浅い傾向に
歯科の利用実態についてこのような結果がわかったが、一方レポートでは、「歯の健康」に対する生活者の関心は高いという結果も報告されている。
いくつかの代表的な項目を挙げて、定期健診の重要性や歯の状態が身体に及ぼす影響に関して聞いた質問では、「定期的な健診がむし歯や歯周病の予防につながる」「歯並びやかみ合わせの悪さが、歯の病気の原因になる」「むし歯予防にはフッ素が効果的」「歯科疾患と全身の病気の密接な関係」といった項目で認知率が高く、いずれも8割以上の認知を得ていることがわかった。
しかし、これらの項目についてどの程度の理解があるかを尋ねた質問では、「詳しく知っている」という割合が低く、多くの場合が「聞いたことがある程度」と回答していることもわかった。
また、歯科医療への関心についても同様にいくつかの項目を挙げて尋ねたところ、「歯科疾患と全身の病気の密接な関係」(90.8%)、「歯並びやかみ合わせの悪さが、歯の病気の原因になる」(89.7%)、「定期的な健診がむし歯や歯周病の予防につながる」(86.0%)などが高い関心を集めており、歯の健康維持の重要性に対する関心は高いようだ。
これらの結果から、歯の健康に対する関心は高い一方で、特に働き盛りの20代、30代を中心に定期的な歯の健康チェックを受けたり、違和感がある歯や口腔のチェックを行うことに対して消極的な実態が明らかになった。歯の健康に対する正しい知識や理解をつけ、そして近所や通勤途中などで気軽に歯の健康について相談ができる「かかりつけ歯科医」を作ることで、歯の健康維持はより具体的になる。24時間365日休むことなく動き続けている「歯」の健康について、一度考えてみてはいかがだろうか。
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http://news.nifty.com/cs/technology/internetdetail/jic-20111024-20111024003/1.htm
この記事のように、患者様の多くは、痛みや腫れを伴って来院されます。
ですがそんな時、心の中で、あと数カ月早く診せて頂けたら違っていたのに・・・と思ってしまうことがしばしばございます。
歯科の場合、痛みが出るまでには、長期間かかります。ですので、お口の中の状況と、ご本人様の意識がかけ離れている事が多く、痛みが出た時には、大きく削らなければならなかったり、最悪な場合、抜かなければいけなかったりと、患者様の体へのご負担が、先延ばしにするほど大きくなってしまいます。
記事にもありますが、口は体への入り口ですので、全身疾患にも大きく影響を及ぼすことが少なくありません。
定期的な健診をしていくことで、お口の中の健康を守っていきましょう!
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